切山椒 |
ピンポーン 「お荷物のお届けです。」と郵便配達のおじさんが来た。
「郵便配達?いつも資材関係は佐川さんかヤマトさんだけど・・・・。」
サインをして送り主を確認すると、それは見覚えあるお客様のお名前でした。
このお客様との出会いは一昨年(2004年秋)。残念ながらお会いしたことがありません。
アトリエ(群馬県)のお隣の県埼玉県にお住まいの方です。
あるホテルにデイジーがお作りしたフルーツアレンジが飾ってあるようです。(・・・というのもお取引のあるホテル様なのですが、以前(随分前)にご購入頂いたアレンジなのか?うっすら記憶があるような・・・無いような。でもこのアレンジをホテルにずっと飾って頂いてるという事はとっても有難いです。)
お客様が群馬県に遊びにいらした時にお食事をしたのがこのホテルだそうです。偶然このアレンジを目にし気に入ったそうでホテルスタッフにデイジーの連絡先を聞き、お電話頂いたのが出会いでした。お孫さんのバレー発表会でこのフルーツアレンジをプレゼントしたい!との事でご注文を頂きました。お近くにあるお店ではなく、わざわざデイジーに連絡頂くとは、とってもびっくりそして嬉しかったです。早速お作りして宅急便にてお届け完了。
それから1年(2005年秋)・・・・。
お客様よりお電話が来ました。「覚えていらっしゃいますか?またバレー発表会にプレゼントしたいので去年とは少し違うアレンジ注文しても良いですか?」
月日が経ってもこうして覚えてて頂けた事が嬉しくて嬉しくて・・・。またまた早速お作りして宅急便にてお届け完了。
そして数ヶ月経過した昨日・・・・。
郵便屋さんが届けてくれた小包を「何だろう?」開けてみると伝統ある下町のお菓子『切山椒』でした。丁寧な内容のメッセージが書かれたカードとご注文頂いたアレンジを手にしているお孫さんの写真が添えてありました。
「一昨年の発表会ではバタバタしていて写真が撮れなかったので今回は、ちゃんとお写真撮りましたのでお送りします。」
本当に嬉しい限りです♪お客様のこの心遣いに私の方が心暖まる想いです。
アレンジを通して素敵な方との出会いに感謝♪そしてこのお仕事に就いて本当に良かったとしみじみ感じている私です。
優しい甘さと山椒のほのかな香り・・・。(山椒入りのすあまと言えばわかるでしょうか・・・。)
お茶の時間に渋めの緑茶と切山椒美味しく頂きました。
ご馳走様でした。